阿波踊りも見て来ました(98/08/28)。こっちは写真ナシです。
JR高円寺駅を中心とする一帯で繰り広げられる一大ページェント、って感じですね。四方に続く商店街を各連が練り歩き、駅前広場ではさらにドカンとやってくれる、というもののようです。
商店街から商店街への移動の時が踊り手や囃子手のわずかばかりの休憩らしく、なかには疲労困憊している人も。これが3時間半も続くって言うんだから、踊る人は大変です。
わたしらは歩道沿いに敷き詰められたゴザに座って午後6時から2時間ほど観覧したのですが、尻が痛い、足が痛い(^^ゞ 河内音頭に続いて案内役をしてくれたガイド三上は我慢強いんだか鈍いんだか、ぜんぜん平気そうでしたが。
阿波踊りには「連」という単位で参加するとは知っていましたが、東京にこれほどたくさんあるとは思いませんでした(他県からも少しは来ていますが、今年は全部で50連以上も参加しているそうです)。歴史のある連は、東京の連なのに30年近いキャリアを積んでいます。そんなに前から人知れずやってたんですね。
連によって囃子も踊りもかなり違っていましたが、ガイド三上によれば「今回は似たようなのばかりに当たった」んだそうで。いったい規範というのはないんかいな(正統というのはあるらしい)、伝統芸能とは違うのね、レジャーなのかな、などと考えちまいました。見るぶんにはいろいろの方が面白いけど。
驚いたのは「エライヤッチャ、エライヤッチャ、ヨイヨイヨイヨイ」ってのはどこからも聞こえてこないこと。「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損そん!」って、阿波踊りの囃子声ではなかったのだろうか。
なんだか「阿波の国の踊り」というよりは「江戸の踊り」にしちゃっている連もあったりして、もお、好き勝手に「自分の理想を追求」ってところが多いようです。
わたし、見物していて、どうも、小さい子供が踊っているとそれだけで応援してしまう。また、子供がいっぱい参加しているんですよ。子供だけの連というのも少なくないし。見物サイドだからまだ良かったけど、しっかり親ばか加減をさらしてしまいました(^^ゞ
さて、ふたつの祭りを見て、結論。「なんだ、みんな結構ゲンキなんじゃない」
日頃が借りてきたネコ状態だから祭りではじけるのか、それとも本質的にはあのぐらいの攻撃性というかバイタリティを秘めているに日頃は出しどころがないのか(同じことかな?)。
みんな、あの調子でWeb上でも社会的にも暴れてくれればいいのに、なんて無茶か(^◇^;)
ところで河内音頭では河内家菊水丸さん(♪カーカキンキン)が超絶的に有名ですが、残念ながら彼は吉本興業に所属するようになってから来ないそうです。吉本興業には一考を促したいところです。
パゲマスは現地ガイドである河内音頭評論家・三上朗氏と午後6時にJR錦糸町駅改札で待ち合わせて現地に向かいます。駅から会場へは例年、一目瞭然の案内が出ています。
会場の入口は例年1カ所だけなので、パゲマスならびにガイドは、7時ジャスト・8時ジャスト……と毎時ジャスト・1時間おきに入口あたりをうろつく予定。
なお、河内音頭の次は高円寺・阿波踊り(金曜日)の予定です。こちらもふるってご参加下さい。
さらに、10月には、茨城・土浦で行われる花火競技会を取材の予定。花火業者ごとに腕を競い合う構成なので、レベルは最高級。しかも、翌年の花火大会の目玉となる新作花火をいち早く目にすることができます。詳細は追ってアナウンスしますので、こちらもふるってご参加下さい。
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