書評より その2


『日経MAC』97.12月号


いくらか使えるがそれ以上進歩しない
永久パソコン・ビギナーへの福音書

 仕事や趣味になんとなくパソコンを使っているが、特定の作業以外は、ブラック・ボックス。大半のパソコン・ユーザーの実態はこんなもんだろう。こういう永久ビギナーに対して、パソコンのうまい使い方を教授するのが、本書。著者は「パソコン賢者の知恵」を授けると豪語する。普通にパソコンを使っているユーザーは、5章までは拾い読みでも、十分中身を理解できるほど、分かりやすくパソコンのハード・ソフトを解説している。
 6章以降は、表計算ソフトやデータベース・ソフトの利用のコツをあれこれ教えてくれる。なるほどと感心する部分もある。考えてみると、パソコンの使い方を体系的に見直すことは普通しない。自分にとって効果的な使い方を考えるきっかけになるだろう。
この記事は、中山岳彦氏が発見、お送りしてくれたものです。タケちゃんありがとう(^^)
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