GOLDEN WEEK last night special


Windows98は誰にとって「買い」か その


●迷える初心者について考える

さて、その一方で、多くの初心者たちは迷っているはず。「オレも98にしたほうがいいのか?」
ここで重要なのは、こんな具合じゃないだろうか。
まず、
まわりの趨勢を気にすることが第1(だって家庭のPCの用途の第1位は持ち帰り残業なんだべ? 会社がアップしたら、せにゃなるまい)。
で、次に
カミサンを説得する材料としての知識(もちろん前述の問題も大事だけど、まずお金の算段ね。マシンごと買い換えだとかかる金がどうで、アップデートだとどうとか。それぞれのコストパフォーマンスの問題とかもあるか。いわゆる「売り」はなんなのか。Windows98にするとカミサンにとってナニかいいことがあるのか。何かが安くなったりするのか、なんてこと)。
最後に、
実際に自分が使うときのノウハウ

違うかい、ダンナさん。

ところで、カミサンを説得できそうな材料は、1番目の問題(「みんなこれになるから、合わせないと不便なんだよ」)以外に見つからないのではないだろうか。しかし、これじゃ子どものおねだりである。「ママァ! みんなポケモン持ってるんだよ! 買ってよおおお!!」

ま、合ってるとすれば、こんな記事が読みたいのではないか。

「大企業20社のシステム管理担当者に聞きました
 −−いつWindows98にしますか?」

・あなたの会社は標準OSをWindows98にしますか?
・導入の規模は?(全社?一部導入?)
・導入時期はいつごろ? etc. etc.

各業界の大手を4社ずつ5つの業界にアタック!(製造業、流通業とかいう分類で。役所も必要かな?) 

この記事ができるパソコン誌の編集部があったらすごいなあ。「様子見です」が多いだろうからね、「結論。あわててWindows98にすることはない!」だよな。MSには逆風になるじゃない。一般誌でもMSは大広告主だろうし。どっかやらないかね。

ついでに、これも、どっかでやらないかね。

「我が家のマシン、Windows95のままで、だいじょうぶ?」

下位互換の問題とかはOSなんだから生じないはずだ(あれ、FAT16とFAT32ってどうなんだ?)。だから、基本的には大丈夫なんです。
ただ、周囲や会社がバージョンアップしちゃったら、うまくサポートしてもらえないかもしれない。そしたら、自信がない人は、Windows98にしておくのが無難ですよね。
それと、より初心者向けになっているらしいから、自信がない人ほどWindows98の方がいい、っていうことも言えるかもですね。いわば、オートマ車みたいなもんなわけよね。
ただし、あんまり早々とWindows98にしちゃうと、周囲が追い付いていなくてだれも助けてくれない。だから、「出てすぐ」なんていうのは墓穴を掘るようなものですね。
まあ、お助け本やお助け記事がいっぱい出るだろうから、それを頼りに独習していくと、めでたく「脱・初心者」になるかもしれないという特典がありますが。

ふつうだったら、自信がない人は静観していなさいというのが常道ね(^◇^;)

ってことはさ、スタンドアローンで趣味で使っている人はアップグレードの必要ないってことだけど、そーゆー趣味人はだいたい「中級者以上」なんだよね、きっと。

あと、SOHO的に使っている人で、メンテとか詳しくない人にはいいかもですね。これは考える余地があるでしょう。まだNortonとか入れてなくて、スペックにも余裕があるなら、いいんじゃないかな。Windowsスクリプティングもあるし。Windows98そのものはそんなに高いものじゃないでしょ? ハード的な買い増しやナンカがなくても済めば、悪くない選択ですよね。
んー、この線はありですね。


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