電子メールの事故率先日、メールで送られたはずのゲラ(PDF)が届かない、ということがありました。仕事用のMLでのことで、MLのサーバーにまで到達していないのだ(着信履歴にない)。
というわけで、ちょっと「電子メールの事故(不達)率」を調べてみました。 不達といっても、いろんなケースがありますが、ここで問題にしているのは、天に消えたか地に潜ったか、行方知れずになってしまった電子メールのことです。アドレス違いで着かなかったとかいうのは含まない。しかし、これがなかなかわかりません。
94年の段階で、電子メールが行方不明になる確率は9%という調査があるようです。 http://hp.vector.co.jp/authors/VA004777/report/email.html それ以降の新しい調査は、「DMの不達率」みたいな「アドレス間違い」まで込みにしたような調査しかないようなんです(ほかのは見つからないんです。これは今も10%を超えます)。が、当然ですが、これは目的が違うので参考にならない。 いまは「本当の事故」は、どれぐらいの確率で起きてるんでしょうね。 基本的なしくみは変わっていないとはいえ、商業サービスに寄るメールの配信に関しては、信頼度は上がっているんじゃないかと思うのですが。無料のメールや、自社サーバーは、もうわかりませんが。 経験的には、せいぜい年に数回しか遭遇しません。 ちなみに、私は、日に平均して70通前後のやりとりが発生してます。SPAMやウイルスは除いて、です。 で、そのうちの少なくとも3分の1ぐらいは、後で検索とかするためにえーかげんに受信しているMLやNEWSの類いです。 これを「第一群」としましょう。 第二群:私が1日に送信するメール数は、平均9通ちょっと。 第三群:仕事やプライベートで受信する数も、そんなもんでしょう。 第四群:比較的見ているMLやニュースなど。25通/日ぐらいのようです。 第一群については、必要になるまでまったく見てないので、不達があっても気づきません。 第二群や第三群は、どこかの段階で、まず確実に発覚します。これは実感で2、3年(てことは3万通とか)に1、2度あるか、という感じ。 第四群も気づきやすい。実感として、多い年で1年=1万通とかに5通とかいうところ(メルマガの「事故のお知らせ」で気づくこともあり)。ただ、第四群では、気づかないことも多いだろうと考えると、実数は当然もっと多い可能性がありますが。 ということは、 ・直接のやり取りでは0.005〜0.01%程度(第二群と第三群から算出) ・MLやメルマガの場合で多く見積もって0.05%ぐらい(第四群から算出)、 って感じなんでしょうかね。 「そんなに気にするほどでもないけど、起き得るということを忘れているとヤバいことになる場合もある」って数字でしょうか(^^;; メールの紛失や極端な遅延は、MLの話が飛んでいるので、よく見ると番号が飛んでいる、という形で気づくことが多いですね。 直接のやり取りで極端な遅延や紛失が生じることは、本当にめったに生じていないと感じてます。 Posted: 日 - 11月 28, 2004 at 04:01 午前 |
Quick Links
Calendar
Categories
Archives
XML/RSS Feed
Statistics
Total entries in this blog:
Total entries in this category: 50 Published On: 5 20, 2008 10:41 午後 |