反論できない(する気がしない)らしい


書き手は印刷会社の営業さんの模様。

スクリプトなどによる作業効率アップへの違和感(DTP+印刷営業メモ 2008-05-10)
http://d.hatena.ne.jp/jdash/20080510/1210403293

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まあ「スクリプトなど」なので効率化技術の代表選手なんでしょう。
「どうせ評価されないからスキルアップや技術の導入に魅力を感じない」「勤務時間が減らないからスキルアップに魅力を感じない」と言うような会社員につける薬はない……という話か。
それとも、そんな会社員ばっかりなので疲れました、という話か。

いずれにしても、反論がむなしくなったので宗旨替えをしたという。むべなるかな。

そういう社員しかいない会社は淘汰されるかというと、きっとそんなこともないのでしょう。
「それができないと食えない」という切迫感や、「それができると自分が得をする」とか「なにしろおもしろい」とかいうようなわかりやすさがないと、ノウハウであれテクノロジーであれセオリーであれ、浸透しないわけですわな。

かつて誰かが「その調子でぐちゃぐちゃダメな仕事を延々としていてくれ。そしたらオレは半分の時間で安いギャラでより上等に仕上げて、後は寝ていられる。つまり楽して飯が食える」というようなことを言っていたような気がする(ちょっと、いやだいぶ違うかも。でも、デキる人が「オレは構わん」と言っていたという点だけは合ってるはず)。

結局、「このままでは自分が迷惑!」とかでないと説得や啓蒙の熱意も続かないという話でもあるかもしれない。

Posted: 月 - 5月 12, 2008 at 10:35 午後            


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