10月26日、意見交換会について


本当に遅くなりましたが、10月26日に二小で行われた「小中一貫教育校構想に関する意見交換会」に出てきましたので、ご報告です(おいでだった方、違ってるところなどありましたら、ツッコミをお願いします)。
※この記事は、学校のMLに投稿したものの焼き直し(内容はほとんど同じ)です。次の報告との関連で、この話がないとつながりがわからなくなるので掲載。

今回の意見交換会、前の方に座っていたので参加人数はよくわかりませんでしたが、多分、井口小のときのように20人ぐらいはおいでだったのではないかと思います。

この意見交換会で、一度だけ拍手が沸いたことがありました。

きっかけは「IT環境の充実って、具体的にどうゆうこと?」という主旨の質問だったと思います。

これに対して、大島教育センター長がおよそこんなことを答えました。
「これまで6年がかりで、市内の全校にデスクトップ機21台+ノート機21台を配備し終えたところ。古いものは6年経ってしまったわけで、これは使いにくいのも道理。これを、今後2年間かけて総入れ替えする」

これを受けて、柴田教育部長が補足しました。
「大島氏の思いがあまって先走ってしまった部分がある。まだ決定ではないが、できれば全台を新しいものに入れ替えられるように働きかける予定だ。確定ではない」(議会に予算請求をして行くということなのかな?)
「しかし、これができる確率はかなり高い」(これは大島氏がさらに補足したのだったかも)

ちょっと記憶が定かではないのが、これが、三鷹市全体の市立小中学校のパソコンを、今後2年で入れ替えというお話だったか、それとも、二中学区を優先的にして2年で、という話だったか。どっちだったかなあ?
そもそもそこは明言されていなかったのかもしれません。

なにしろ、この説明を受けて、別の方が質問をしました。
「その新しいパソコンを買う予算で新しく先生を増やすことはできないのでしょうか」

拍手が沸いたのは、このときだったと思います。

あと、質問か意見か忘れましたが、同じ文脈の中で「年度途中で離任された先生の代わりに、担任を引き継いでもらうというようなケースで、私は未確認だけれども、教員資格のない方に担任をしてもらう、ということができた聞いている。制度的にそういうことができるなら、もっと活用して先生を増やすことはできないのか」というようなこともおっしゃっておいででした。

この質問に対する市教委(指導室長)の回答は「予算請求は市長に対しておこなうもので」とか「市議会の承認を経るので」とかいうもので、「できる」「できない」ではない、ピントはずれなものでした。

#ほかにもピンボケ回答はありましたが、このときだけは
#わたし、思わず「回答になってない!」などと
#野次を飛ばしてしまいました(^^;; そのせいか……

柴田教育部長が続けてなんかしゃべりましたが、やはり実質的なことは言いませんでしたね。

彼が言ったのは……

・都教委に「人をくれ」と言っても現実には難しい
・三校のコーディネーターを務める先生の穴を埋めるためとか、年度途中でも欠員が生じたら、その穴を埋めるための講師や補助教員のような形での増員(加配?)はやっているし、これからもやれるだけのことはやるから

といったようなお話。だから我慢して、ってことかな?

どちらにしても、「それはできない」とか「市教委は別の考え方だ」というような明解な回答ではありませんでした。

報告は以上です。以下は、私の個人的な意見です。

私も、「パソコン買うより先生を増やそう」派です。
しかし、前述のように、この質問にはピントのはずれた回答しかなかったと思います。
ですから、これについては、時間はかかるもしれませんが、まず「意味の通った回答」を引き出して行きたいと考えています。

ここ↓にある「ご意見ご要望はこちら」を使うとか
http://www.city.mitaka.tokyo.jp/a002/p044/g01/d04400001.html
「市へのご意見」↓
https://www.city.mitaka.tokyo.jp/city.html
を使うとか、はたまた検討委員会の部会(11月上旬に次の会合があります)などの場も使って。
なにか回答が得られたらご報告したいと思います。

また、「パソコンよりも人材を」ということについても希望を伝えて行きたいと思います。

「2年間で入れ替え」というのが三鷹市全域であれ二中学学区だけであれ、パソコンを入れ替えるとすると、最安値にしても1台あたり10万円程度は、きっとかかりますよね。そうだとすれば、1校あたりでは42台ですから420万円になります。

仮にまとめて入れるから半額とか、寄付めいたものがあって3分の1や4分の1で済むのだとしても、すべての学校の分を合算したら二中学区の3校に1年間1人ずつぐらいは人を増やせる金額になりそうです。(継続的な予算になるかとか、予算の使途によって請求できるものとできないものがあるかもしれないとか、そういう問題はここでは「わからないことは考えない」ことにします(^^;;)

もしも「本年度の予算申請は終わったので今年は無理」とか「パソコンを買う予算程度では、人を雇うには足りない」とかなにかそういう理由があるならともかく、市教委はそう答えてはいません。ということは……

 これからでも手を打てば間に合う

のかもしれません(^^)
そう思って、「その予算で人を雇いましょうよ」と求めてみることにします(^^)

だって、「学校『だけ』ではいろいろ足りないことがある」「『だから』コミュニティスクールを作りましょう」ということなはずです。であれば、学校の教職員などの人材を、この計画のために確保することはなににも優先するのではないでしょうか。
そのためには、あらゆる手だてを取るべきです。

共感していただける方がおいででしたら、わたしと同様に、上記のURLを使って回答を求めたり、同時に、「可能なら、新しいパソコンよりも教職員や人材を」と求めていただけると心強いです。

「6年生になったら中学へ」はなくなったじゃないですか。
実施年度が1年先送りになったじゃないですか。
「声が集まれば、多少の修正は利く」ということですよね?(^^)

Posted: 金 - 11月 25, 2005 at 08:19 午後            


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