4/28メモ


金曜日、二小にお邪魔して今年の担当の先生方や前任の先生とあれこれお話を。
そこでわかったのは、
 1)「事務局として説明会までにあわててやらなきゃいけなさそうなこと」は、そんなにはなさそうで一安心ということ(ほっ)、
 2)「イントラでなにをやる?」っていう部分で、先生方と保護者では、微妙にウェイトの置かれているところが違うかもしれないなということ
 3)なにかをやるにしても「情報技術系のことについて計画する人/できる人」が極端に少ないということ。
イントラサポート事務局のやれること、やったほうがいいこと、やらなければならないことが、だんだん見えてくる感じ。

家に帰って来たら、説明会の案内を子どもが持ち帰っていた。まだ事務局もないのに、先生方のおかげでなんとかかんとか進んでおります。

以下メモ。

まず、二小の視聴覚室を会場にするならLANが使えるようにしなきゃとかって心配はなくなった。会場に二中の大きな部屋(もちろん、LANがつながってる)を使えることになったからだ。大仕事がひとつ減った。
二小のパソコン室で、いまのイントラの状態を確認。するとマシンによっては使えない機能があることが発覚。これは、そのマシンでその機能を使用しようとしたことがなかったため、設定そのものがされていなかったことが原因らしい。学校内なら、別に何の設定をせずともすべての機能を使えるのかと思っていたが、そうでもないようだ。ということは、二中の会場を借りられたとしても、そこで使用されるパソコンが説明やデモンストレーションの役を果たせる設定になっているかどうか、確認する必要があるわけだ。

あ、おまけ。やっぱり調子が悪いマシンが何台かある。最初は調子よかったんだけど、とか、最近調子が悪い、なんてのもある。ぼくはWindowsには暗いけど、わかってるひとならチョイチョイなのではないか、なんて思う部分もしばしば。学校だか市が頼んでいる業者もあるのだけど、そんなに動きがよくないらしい。定期/不定期に「有効な」メンテナンスができるような体制づくりも必要なようだ。

ほんの少しなのだけれども、先生方と話してみて気付いたことをいくつかメモ。
先生方は、まず第一に子どもたちのためにどう使うかを考える。だから「学習支援としてどういう使い方ができるか」が大きな関心事項だ。当たり前かもしれないが、これがあらゆるレベルに浸透している。それこそなにかで保護者名のならぶ一覧などを作るにも、最初に児童生徒名が来るようなものを考えるぐらいに日常のあらゆる次元で「子ども第一」なのだ。
ひるがえって保護者は、これまで周囲での会話を思い起こす限り、学校で何が起きているのかを知る、学校での子どもたちのようすを知るための「情報収集ツール」としての関心が大きい。
もちろん、先生方も保護者も、それだけを求めているわけではないのだが、事務局は「両者へのサポートが仕事」という意味ではちょっと頭の片隅に置いておいた方がよさそうに思った。

新しく担当になった先生方の中には、これまでイントラにほとんど触れて来ていない人もいる。一方で、すでにかなりイントラに触れて来ている方々もいる。井口小や二中でも同様だろう。前者はイントラを使えばこんなこともあんなこともできるのかな、どうかな、自分はなにをすればいいのだろう、と素朴な期待も戸惑いもある。後者は「こういうもんだから、こう使うのだ」と確固とした考えを持っていたりもする。ややもすると、後者が前者を「指導する」というスタンスが生まれる(なにしろ、仕事が先生だし(^^;;)。
使い方や考え方を手ほどきできるチューター役は確かに必要なのだけれども、あんまりガチガチに、しかも「こうに決まってるでしょ」みたいなアプローチがくり返されると、せっかく便利なものも使いたくなくなるだろう。まだ、二小でそういう事態が起きていると確認したわけではないのだけど、これは起きがちなことだ。先日も、学校とは関係のない某プロジェクトで、MLとWebにあるコミュニケーションサイトを併用しようとしていて、ちょっとした摩擦を経験している。「情報システムを使うこと/学ぶことが目的」ではなく、情報システムを使って「なにかをする」のが目的なのだから、道具を使うためだけに生じる敷居は下げたい。また、「これはこう使うもの」という部分でも教条的なシバリは少なくしたい(必要なルールはあるのだが。また、外では通じないローカルルールをあんまり作るのも考えものだ)。

「情報技術系のことについて計画する人/できる人」が極端に少ないというのは、前述のような事情もあるのだが、それだけでもない。
金曜だったか木曜だったか、イントラがらみで今後の予定について校長が市教委に問い合わせの電話をしてくれた。が、そこで「大島センター長が席を離れているので、今はわからない」ということに。間もなくセンター長が席に戻って返事はもらえたのだが、ほかにわかる人はいないの? という疑問もちょっと頭をかすめた。話題がまだ不確定な予定についてだったので、直接担当している人でないとわからない、ということだったのかもしれない。でも、大した質問じゃなかったと思うんだけどな。
ま、この辺の事情はおいおいとわかってくるだろう。

当面の事務仕事については、先日、手伝ってもいいよ、と言ってくれた保護者さんにちょっと手分けをお願い。
来週以降、各校のイントラ担当の先生方やシニアSOHOの方とお目にかかって、あれこれ相談をして行く予定。

Posted: 日 - 4月 30, 2006 at 10:13 午後            


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