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2001年版


2001.3.13

●家族スキー

先日、やっとのことで家族スキーに行ってきました。
3年越しでやっと約束を果たしたって感じです。
で、記念にその前後を含めた日記を書いてみました。
順にアップしてしまいましょう(^^ゞ
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010305(月)
スキーに行くのだ。明日から行くのだ。宿は取ってある。格安の宿だ。1泊2食の料金に、スキーセットとウェアと二日間のリフトがついて数千円だ。リフト代の方が高いぞ。
しかし、電車をまだ押さえていない。年長さんと小2をつれていくのだ。楽で安いプランは? スキー場は新潟だ。ということは新幹線は「あさひ」「たにがわ」だ。両方使える切符はないか? あった! が、出発の2週間前までが申込期間だ(T^T) くやしいが「スキップたにがわ」にする。
が、座席はどうする? 家族4人だからって、本来無料なはずの幼児の分も指定を予約して払うのか? それは母ちゃんの「コストダウン魂」が許さなかった。「最悪、膝の上になってもいいから、3人分で行こう」了解。
新宿でJTBに行く。スキップたにがわのチケット自体は難なく取れる。しかし、往路は二人がけの席をとれたが、帰りは3人がけの席しか取れない。どうなることか。ドキドキ。
さて、事務所では金のくわがた社の最後の原稿(巻末資料)にじたばた。QXPで仮レイアウトしながら、OpenType関係の図を作りながらというのが意外に手間取る。予定では出発前に片づけるはずだったのだが、かなりヤバイ。本文の再校も来ているのだが手つかず。マズイ!

010306(火)
スキーに行くのだ。わたしは夜半に帰ってきて明け方まで仕事をしていた(母ちゃんも深夜まで出発の準備をしていた)。が、仕事が終わらない。終わらせてから出かけるはずだったのだが、早々に3時頃に「ごめんね」メールを打ち、版元担当者T君に遅れの了承を得る。帰ってきたら続きをやるからね。
朝、6時頃に起きる。前夜のタタリで寝過ごし、次女悠子の「もう6時だよ」の声に飛び起きる。母ちゃんは必死でサンドイッチを作る。7時ごろのに中央線に乗り、8時すぎのたにがわに乗る。椅子が回転しない。誤算。くやしい。
車中で家で作ってきたサンドイッチで朝食。車中はひま。寝る。三国峠のトンネルを越えるとお約束の雪国なので子どもたち興奮する。越後湯沢でスキー場行きのバスに乗り換え30分余り。
10時半ぐらいについた宿はなんつーか、ホテルなんだけどね。一応。ま、ゲレンデのど真ん中のような宿なので文句は言ってはいけない。安いし。
とにかく一家四人で板と靴を借り、大人はウェアも借り、着替えてゲレンデへ。家の前の公園で少し板を着けたことがあるだけ、という子どもたちは、少々うろうろしているだけでだんだんイヤになってくる。素人が教えるのはなかなかうまくいかない。
まず、次女悠子が午前中で脱落。昼食前からソリ&雪遊びに逃避。「もうスキーはいい」という悠子をなだめすかしながら、「午後はスキー教室に入ってみようよ」と誘う。なんとかOKさせる。長女笙子は、少しは頑張っていたが、ソリで遊ぶ悠子を見るうちに「あっちの方がいい!」。こっちはスキー教室もイヤだという。教室は幼児5000円とかだから高くていやなのだけど、どうしたものか。このままスキー嫌いになっては悲しい。挙げ句の果ては、ソリを譲らないだのなんだのとケンカになり、笙子泣く。泣きたいのはコッチである(T^T)。
昼食はラーメン、おいなりさん(2コ)×2、でなんとなく全員が食べる。
午後、悠子のスキー教室は参加者2名。ひとりはベテランな幼児で、すぐにリフトに乗りに行く。悠子はイチから教わるが、意外に覚えがよかったのとマンツーマン状態なのでイレギュラーな話なのだがリフトに行く。
笙子は父とソリ&雪遊び。カミサンが笙子とジワジワと話をするうちに、どうも「登るのが大変でイヤ」なのだということがわかってくる。「なんだ、リフトを使えばえっちらおっちらしなくていいんだよ」「じゃ、滑る」
さあ、そうなると、スキー教室(1時間半)が終わらないウチから笙子&母ちゃんはリフトへ。そのまま夕方5時まで帰らぬ人となる。
この日、悠子が教わっていたのが「ストックなし」だったため、二日間ともみんなストックなしが基本になる。
さて、教室が終わる頃合いになって先生(若い娘さん)と降りてきた悠子、リフト券をなくしたという。本人はもうくたびれたので少し寝たいと言うし、翌日、一日券を再発行してくれるというので、不問にして準備ができたばかりの客室へ。
入ってびっくり2段カイコダナ×3=6人分。それ以外に、6畳の座敷に4人分の布団が。これは合宿所ではないか。そういえば、ゲレンデには中学高校の日帰りスキー教室が展開されていたっけ。悠子は「うわあああ、やったあ。夢が叶った!」二段ベッドにあこがれていたのだ。
夕方5時、ヘロヘロになって帰ってきた笙子&母ちゃん。みんなで風呂に入って夕食。
なんと大人と子どもはメニューがちがう。大人は湯豆腐&刺身などの和風。子どもはポークソテーを中心としたナイフ&フォークの洋風。冷めている。ま、うまいと言って食べていたからよいか。
食後、新潟のよくわからない番組を見ながら一杯ひっかける。500円也でもらった氷は、水筒に入れておいたら翌日一杯まで保って重宝した。
いつもは9時に寝る娘たちが「眠くない」というのを後目に、母ちゃんは8時過ぎには熟睡。悠子も9時半には寝床へ自発的に。笙子がいつまでも起きていそうなので、TVの前に敷いたわたしの布団に突っ込むと、5分で熟睡。しかたがないので私が二段ベッドの上段に寝た。慎重165cmのわたしにもちと狭い(T^T)
明け方、目覚めた笙子にベッドを追い出され、改めて座敷の布団へ(号泣)。

010307(水)
スキー二日目。父ちゃんは7時近くに起床。ほかはみな6時には起きていたという。
しかし、折悪しく雨が降っている!
することもないので、朝食バイキングを死ぬほど食べる。そうこうするうちに雨がやみ、晴れ間がさす。。で、笙子は午前中からリフトに乗りまくり。悠子はイマイチのりが悪く、今日もソリを借りる。
昼飯は、昨日とは違うところで、と狙いを付けてちょっと失敗。ラーメン・ギョーザセット1人前を、「いっぱいのかけそば」のようにみんなで食べる。朝飯、食い過ぎだってば。
そうこうするうちに、なんと雪が降り始める。
雪を突いて笙子はふたたびリフトへ。悠子は降りしきる雪の中、雪だるまづくりに夢中になり、レンタルスキー&食事の店の前でアンパンマン顔の雪だるまをわたしと合作する。
その内、リフトを使って行ったり来たりするお姉ちゃんがうらやましくなったか、相変わらず雪が降りしきるゲレンデへ。もうリフトは10台先までしか見えない。が、かまわず全員リフトへ。ゲレンデには、前日と入れ替わった中高生がうようよ。スノーボーダーがいたるところに座っている。が、かまわず滑ることにする。
悠子は、傾斜が急な部分では母ちゃん/父ちゃんタクシー(股間に子どもを挟み込み滑走する。子どもの体の前にストックを横渡しにしてつかまらせたりもする)を使いながら、何度も転びながら、お姉ちゃんの7割り増しぐらいの時間をかけて降りてくるようになる。笙子は全編自力滑走になっていく。
リフトでの会話。「スキー場って座るところだったんだねえ」「笙子もお母さんに“お尻!”て言われると座るんだもんね」
結局、笙子は7〜8本、悠子は3本ぐらい滑ったかな?
夕方、時刻を勘違いした母ちゃんによって3時頃にゲレンデを後にして怒濤の帰り支度(母ちゃんは4時だと思っていた)。私以外は慌ただしく風呂に入る。そのうち母ちゃんの勘違いが判明し、怒濤の帰り支度はスローダウンするが、その傍らでくたびれた悠子が爆睡。目覚めると、コタツで寝た後のように「体がかゆい」とむずかる。ショック療法のため速攻で再び風呂へ。
5時頃、ホテルから塩沢駅へのバスに。乗り継ぎの度に30分、40分と費やしながら「たにがわ」で帰路につく。
たにがわでは、3人がけに4人で入るか? 自由席も見てみよう。あった。
大ラッキー。4人分のボックスを占拠。今度は椅子も回転する。4人向かい合わせで幸福(^_^)
たにがわ車中では串焼き、笹団子、いくら&タラコ弁当とかなんか炊き込み風の弁当とかにビールとしゃれ込んでなかなか満足。
例によって中央線が事故で遅延。予定より1時間遅れの9時過ぎに帰宅後、なにもしないで寝る。


もうスキーとは関係のない話しかないのだが、ついでなので書いておく。

010308(木)
昨夜早寝をしたので早々に目覚める。早朝から金のくわがた社『InDesign本』の巻末資料の続き。朝10時すぎに本文の再校が宅配便(再配達)で到着。それを持って事務所へ。わきめもふらず仕事をし、夜10時頃にできあがったのだが、他の執筆者にも関係する部分なのでPDF化してftpしようとして、なんと3時間以上かかる。QXPのドキュメントはOS8.1上で作成したのだが、AcrobatをOS9.04/9.1側にしか入れていなかったと思い、OS9側に移動。すると、どういうわけかそちらでQXPのファイルをまともに開けないのだ。
結局、8に戻ってAcrobatを入れ直し、PDF化する。見開きにまたがる罫線などがあり、ページサイズが無駄に左右にでかくなったのをトリミングする羽目に。
できあがったのは午前2時過ぎ。アップロードを終えて、データその他を持ってくわがた社へタクシーで。
受け渡し後、牛丼を食い、くわがたで再校を少し。さらに仮眠させてもらい、朝、自宅へ戻る。

010309(金)
昼間、なんかよくわからない会社へ木住野氏の紹介で打ち合わせ。CAC宇佐見さんと久しぶりに同席。
液晶の部材を中心に扱っている商社のWebサイト構築の話。プランナーがヒアリングで商社の商品がなんなのかを明かしていく話、さもありなんと思えて面白かった。「ノウハウが自社の商品」なんていう自覚はないもんなのである。
くわがた社『InDesign本』の校正の続き。
夜、買い置きのウィスキーを不覚にも切らせていることに気づく。台所を漁るとラム酒を発見。少し飲む。

010310(土)
朝から『InDesign本』の校正。再校なのに「うわ、しまった」というようなミス・見逃しがまだポロポロ。前夜、ウィスキーがないと思ったのは勘違いでまだいっぱいあった。クヤシイので少し飲む。

010311(日)
どうした加減か、一日みんなでトランプとかウノなんかやってしまう。
夕飯は突然思い立って「手巻き寿司」。なにも準備をしていなかったので、夕刻から父ちゃんがネタを買い出しに行き、3日分にもなろうかというほどの切り身や裁ち落としナンカを買ってくる。ビール&清酒(料理用の生協の酒)少し飲む。それからみんなで風呂。
確定申告はどうした! 夜半、ウィスキーを少し飲む。

010312(月)
確定申告の準備開始。夕飯で、前夜の残りの魚を食べ尽くす。3日分じゃなかったのか??
7月分の領収書まで整理が終わる。事務所に行かなければならないことに気づく。予報では今夜か明日からまた雪だという(T^T)。


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