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2001年版


2001.4.10

●ADSL導入日記

自宅もADSLにすることにした。ちょっと遡ったところから、その顛末を残しておくことにする。

3月24日
Web上からADSLを申し込む。asahi-netのADSL-Eオプション。なんか料金体系が腑に落ちない(ADSLの3時間コースってなんだ? そんなのがあるんだぞ)のだが、asahi-netのメールボックス容量・通数無制限・削除ナシと、Web容量50MBが手放せないのだ。
NTTはできるだけ使いたくないので、フレッツADSLにはしなかった、ということもある。
TYPE 1(一般回線との共用)で、モデムは高いけどルータタイプを申し込む(Macはこれしか選択できないし、どうせ複数のマシンでつなぐのだ)。ISDNにしていなくてよかった(笑)。
同日、すぐに確認のメールがasahi-netから届く。素早くて好感が持てる。
が、どうせ回線の準備ができるのは数週間後だろう。

3月27日
eAccessから「本日よりADSL開通手続きを開始致します。これ以降の契約変更、取消は、お申し込みのプロバイダーまでご連絡ください。」とのメールが到着。
じゃ、今まではなにしてたんだ?
「現在、お客様のステータスは下記URLの《2NTTによる適合確認》をNTTに依頼している段階です。」って言われてもなあ。
で、これ以降なにも連絡がない。「適合確認の結果はどうなったんだろうなあ」などとぼんやり考えることもあったが、とくに問い合わせる気にもならなかった。

3月29日
eAccessから不定期に来る情報メールが到着。ずーっと前から狙っていたので、ときどきコレがくるように申し込んであったのだ。
なになに「いよいよ始まるADSLモデムの買い取り開始ニュース」……?
まだ、ADSLモデム、来てないよ!(--メ)

3月30日
ADSLモデムがeAccessより到着。
前日、なんとなく気分を害したせいもあってか、「早いのはいいけど、回線はいつ開通するんだよお」と複雑な気分。
回線が開いたら開梱しようと決めて、ほうっておく。

4月1日
USENのFTHH接続(だっけ?)の記事を見、サイトを見て、「そのうちコレに乗り換えるんだろうなあ」とボンヤリ考える。事務所もeAccessのADSL(こっちは@nifty)なのだが、最近、回線の再接続がひんぱんに起きて、困っているのだ。
 ADSL切断>トレーニング中>トレーニング中
と、接続できない状況が数十分続いたり、つながっても1分以内にまた切断>再接続を繰り返す、ということが、
ランダムに起きているのだ。と思うと、数日平気なこともある。しかし、1日のうちに何度も続けざまに再接続が起きたり、接続が数十分にわたって確立できない状況になったりすると、いい加減腹が立つ。
知人にアドバイスを求めたところ、おそらく@niftyのDHCPサーバーの問題ではないかと言われたのだが、事務所の方は契約者が私ではないのと、サポート窓口がどこだか@niftyのサイトではよくわからんので放ってあるのだ。
USENは、事務所と同じ町内のYahoo!のインターネット喫茶みたいなところでも使われているのだが、なぜかこの町そのものは利用できる範囲に入っていないのがまた腹が立つ。

4月5日
昨夜から体調が悪いので、今日は出勤せずに自宅で作業にする。
朝10時過ぎにNTTから電話。ADSLの件だという。ようやく適合状況の結果がわかったのか? と身構えると、そうではなかった。
「ADSLが開通しました。端末をセットしていただければ、もう使えますので」との話! えらいぞお姉ちゃん!(電話をくれたのは女性だったのだ)
ちょうど送信したいデータがあったので、さっそくADSLモデムを開梱し、セッティングを始める。
ふんふん、と機嫌良く進めていくと電話。昨日アップしたWebページを修正して欲しいとの話。
「いま、ちょっとモデムの交換をしているところなので、30分ほど後になります」と答えてセッティング続行。
「こういう調子だから、早く常時接続にしたかったのだよなあ」などと考えながらセッティングを進めると……あれ??
スプリッタがないようだ。え? 本当にないの? TYPE 1接続の場合、こいつがないとどうにもならない。ええ〜〜〜っ!
eAccessのサポートに電話しようと受話器を取る。と、電話の向こうから不気味な発信音。ふつうのモデムの音とは違う。そうか、こいつ(ADSLモデム)をはずさなきゃ、電話もできないのね。
以前からのアナログモデム(33.6Kbps)とルーターをもとに戻し、できあがっていたデータを送信する。Webの修正もする。その間を縫ってeAccessにも電話するがつながらない。
あきらめて、eAccessのサポート(Webにアドレスがあった)宛にメールを書く。状況を説明し、「どうしたらいい? 早めになんとかしてくれ」と懇願し、送信。
ああ、この回線使用料は、本当なら払わなくていいはずのものなのだと思うと、また腹が立つ。
荷物が来たときに確かめなかったオレが悪いんだけどさ!! eAccessが間違えてなきゃ、いまごろ快適接続だったはずなのに〜〜っ!(T^T)

4月6日
4/6になってしまった。eAcccessからはまだ何の連絡もない。
せめて「メールもらった、ちょっと待て」の自動返信ぐらいあってもいいだろうに、とか思う。
これで、先方から質問の嵐のメールが来たらいよいよ腹が立つに違いない。

サポート当てのメールには
>>ついては確認したいことがございます。
>>1)当方から、いったんADSLモデムを返送する必要がありますか?
>>2)返送が必要な場合は、送料は着払いでよろしいですか?
>>3)当方へのスプリッタ到着=設定可能な状況になるまで、
>>およそどれぐらいの日数を必要としますか?
>>以上3点につきまして、お知らせいただければ幸いです。
なんてことや、事務所の件の相談も書いちゃったから、そのせいで返信が送れているのかもしれない。
が、返事ができることだけ先に返事して「残りは後でお知らせします」と言うのは接客の基本だろう! な〜んてね。
自分ではできないかも(^^ゞ

4月8日
4/7の土曜日、午前10時過ぎ、eAccessから返信。
週が明けたらスプリッタだけ送ってくれるらしい。えらい!
が、事務所の回線切断については、「回線品質と速度低下の関係」の
範囲でのみ返答が返ってきた。「回線切断について」とサポート側も
書いてきているのに、どういうことだろう? 一定以下の速度に落ちると
自動的に回線が切れるのかな? 聞いたことないぞ。
返答の内容自体は、すでに用意されている文章をコピーしたみたいなので、
単なる間違いなのかもしれないけど。なんとなく変な感じ。

ま、まずは自宅にスプリッタが届くのを待とう。

4月9日
4/8(日)は、朝8時からジジババと鎌倉に墓参。
夕飯を済ませて8時近くに帰宅すると、佐川急便の不在配達通知が。eAccessだ! なんで!?
ううむ、夕方に配達に来たらしい。日曜日なので、当日再配達は午後3時までに依頼する必要があると書いてある。クヤシイが、月曜の午前に再配達を指定する。

で、4/9になってスプリッタ到着! 無事、11時ごろに届いたのでいそ
いそとセッティング。……あれ? モデム(ルータタイプ)のLANの
ランプが点かない。
マニュアルをめくりめくり、ケーブルを交換したり、あれこれ試す
がダメ。どうして〜〜(T.T)
ダメモトでサポートに電話をすると2度目でつながった! なんと、
ハブからつなぐときは、一般のポートからならクロスケーブルで、
カスケード用のポートからつなぐときだけ、ふつうに使われている
ストレートケーブルでいいのだそうだ。

教わってつなぎ直すと、難なく認識。めでたい【^_^】
マニュアルを改めてみると、さっきから何度も読んだところに書い
てある。くやしい(T^T)
なんにしろ、つながればいいのさ! とADSLモデム(というか、サ
ポートの人はルータと呼んでいた。アナログモデム用のルータや、
ISDN用のダイアルアップルータを使っていた経験からどうも違和感
があったので「送ってもらったADSLモデムのことを言っているので
すか?」と確認すると「そうです。ルータタイプですから」と平然
と答える。そういうモンかい??)の設定に励む。
が回線に接続しようとすると、接続が確立しかけても認証のところ
でコケる。延々コケる。

これは、ひょっとしていつものIDとパスワードではないナニかが必
要なのか? と、ASAHI-NETのADSL-EオプションのページでFAQを端
から見ていくと、あった。「ADSLの認証には、通常のアカウントで
はなく専用の認証IDを使います」として、こんな風なの、という例
まで出ていた。
そんなこと、申込から設定までのフローチャートには書いていなか
ったではないか!
で、認証IDはADSL-Eを申し込むと郵送されると書いてあるのだが、
そんなもん は来ていない。「今度はASAHI-NETに問い合わせかよー」
と思いなが ら、サポート宛にメール。「また中一日ぐらい待つのか
なあ……」と暗い気持ち。
が、なんと1時間もしないで返信が! ASAHI-NETえらい!

メールを見てびっくり。「認証IDはeAccessから発行されます」だか
ら、あっちに聞けとさ(T_T)
時刻は午後4時を回っている。もう、朝から何時間格闘しているの
だろう。サポートに電話なんかつながらないよなあ……初日あれだ
けかけてつながらなかったのが、今日はすでに一度つながったもん
なあ……でも、メールは返事遅かったし、ダメモトで頑張るか……。
数回目の電話でサポートにつながる! 今日のオレはついていない
のか? ついているのか? もうワケわからんけど、とりあえず用
は済まそう。
ことの次第を報告すると、「調べてみて、送ってなかったら送る」
なんて言い腐るのだが、もう、疲れ果てていて「はいはい、よろし
くね」と電話を切る。
きっと明後日ぐらいには手紙が来るだろ、あ〜あ。

と、10分ほどで電話。「郵送では時間がかかるので、この電話で本
人確認をさせていただいて、口頭でお伝えします」 やった〜〜!!

認証IDを聞き出して、しっかりメモ。電話口で復唱して確認。さあ
て、ふたたび設定をやり直し、いざ接続だ!!
が、症状は変わらない!! 認証でコケるぞ〜〜!!!

何度も設定を見直し、例に挙げられていた認証IDと見比べて桁数な
ども間違いがないことを確認。と、なると……屋内配線の問題??
ウチは室内がいまどき信じられないローゼットが基本。モジュラー
は1カ所にしかない。そこから延々引きずり回してつないでいたの
だ。しかし、ADSLは回線品質の影響を大きく受ける。きっと、これ
だ……。
配線をやり換えることを考え、気が遠くなったところで本日はダウ
ン。すでに夜だ。
続きは明日。電話線接続用のモジュラーパーツなんぞを買ってきて
から再チャレンジすることにしよう。

で、それでもダメなら……認証IDが間違っているのか??

4月10日
原因解明。ちゃんとeAccessからお手紙は来ていたのだ。
朝からカアチャンと険悪な会話をして、腹立ち紛れに
パソコン周りを片づけた。
すると、そこにはeAccessからのお手紙が(すまん、サポートさん)。
で、そこにある認証IDは、電話からメモったのと1文字違っていた。
で、設定を変更! 無事開通!

情けなーいお話でした。
しかし、やっぱり、なんか郵便とかで通知だのをくれるときには、
メールでもお知らせが欲しいと思うわたしだった。ちゃんちゃん。


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