やっと出ます、PDF本


知っている人には「やっと日の目を見ました&お待たせしました」、知らなかった人には「最近はこんな本を(も)作ってました」な近況報告です。

新旧環境でのPDF作成はもちろん、それに留まらずPDFとAcrobatを使い倒す本、明日、やっと配本開始されます。

佐々木剛『DTP Essential Books 現場で使えるPDF活用・入稿実践ガイド』毎日コミュニケーションズ
http://book.mycom.co.jp/book/978-4-8399-2173-6/978-4-8399-2173-6.shtml

あ、「それって着手して何年めなの!?」は禁句の方向で(汗

1月26日・追伸:CLさんの「M.C.P.C. ーむり・くり−プラスコミュニケーション」でさっそく採り上げていただきました。素早い! ありがとうございます m(_ _)m。

M.C.P.C.: PDFの運用に的を絞った本(2007.01.25
http://blog.dtpwiki.jp/dtp/2007/01/pdf_3ca6.html#comment-11745389

で、あわてて加筆です。「運用に的を絞った」というよりは「PDFの作成から運用まで」を解説した本です。分量的には作成時の設定とかの話の方がちょっと多いぐらい。でも、運用についても濃いめの話がてんこもりです。このエントリが誤解を与えたようでしたらすいません。「PDFとAcrobatを使い倒す」がいけなかったんですね。というわけで、その前にちょっと書き足しました。
旧:PDFとAcrobatを使い倒す本
新:新旧環境でのPDF作成はもちろん、それに留まらずPDFとAcrobatを使い倒す本

できましたら、後述の帯コピーとか目次とか、ちょこっとご覧下さい。

1月26日夕刻・さらに追伸:
CLさん、エントリ名を「PDFの作成から運用までの本」に素早く変えてくださいました。ありがとうございます m(_ _)m。

著者さんのガンバリで、ただの入門書じゃなくって、

・旧環境で足踏みしている人には手取り足取り
・「とりあえずPDF書ける」な人には「もちょっと上」を目指せる
・そこそこわかってる人でも多くはPDFの用途が広がるに違いない

そんな、ちょっと欲張りな「お役立ち本」になりました。力作です。もつろんAcrobat 8にも対応です。
目次、ちょっとでいいから眺めてみてくださいって。「一応のことはわかってるつもり」っていう人も、Part 4とか5とかコラムとか見てみて下さいよ、お願い。
が。それよりも、古い環境をカバーしているところが業界的には歓迎されたりしそうなのが、なんていうかアレですが。そうそう、これは書いておかなきゃ。この本がカバーしているアプリケーションはAcrobat 5〜8、InDesign 2〜CS2、Illustrator 8〜CS2さらにQuarkXPress 3.3も4.1もなんですよ。なかなかないと思うんですよ、この幅広さ。
巻末にはAcrobat Distiller 5以降、InDesign 2以降、Illustrator 10以降のジョブオプション(PDF書き出し設定)の初期値比較一覧があるんですが、Adobeさんだって作ってないってば、こんな表。著者さん、これ作るだけで確か2週間以上を費やしてます。

帯コピーにいわく。

 本書でPDFのトラブルも、無駄な残業も減ります
    −「InDesignの勉強部屋」主宰 YUJIさん

  どうすればPDF作成に失敗しないか、どうすればより軽くて高品質なPDFを作れるか、
  書き出し設定のどこを変えればいいのか、作成したPDFでなにができるのか。
  DTP用のPDF作成時に押さえるべきポイントと、上級の使いこなしを詳しく解説

そうです、そうなんです、そういう本なんです。ない脳みそを振り絞って、YUJIさんと一緒にあれこれ考えましたよ、帯コピー。

ちなみにDTP Essential Booksはすでに3冊めです。
http://book.mycom.co.jp/cgi-bin/main.cgi?CMD=series&FUNC=select&V_ID=144000

しかしそれにしても、くまさんとダベったところから数えて、なんと足掛けン年になってしまった……。
親方が写真撮ってからでも10か月。あちこちにご迷惑もたくさんかけました。関係者のみなさま、すいませんでした、ありがとうございました。 m(_ _)m。

後続企画も考えねばなのだった。初期のラインナップ案は古くなり過ぎて「初期化」されたので(汗

それにしてもこのブログ、もう1年ほども放置だったのか(汗
どうやって更新すればいいんだか、思い出すのに一苦労(大げさ)。
しかしこのままじゃトラックバックもできんし、まじめに引っ越し考えるべきか?

Posted: 木 - 1月 25, 2007 at 06:03 午前            


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