木 - 6月 21, 2007

編集者に評判のいいデザイン入門


もうひとつ思い出したので書いておく。
先に刊行された本『Design Basic Book—はじめて学ぶ、デザインの法則』のこと。この本、ぼくは編集者としての仕事はしていない。ライターとして関わったのだ。
ということは、ちゃんと編集者が別にいる。企画からはじめてもろもろの編集作業をしたファーインクの生田さん(共著者でもある。彼が書いたところの方が多いんじゃないかな? 本書ではDTPもやったのかな?)と、版元の松本さんだ。
で、その生田さんから聞いたのだけど、どうもこの本は「編集者に評判がいい」らしい。刊行直後は会う編集者ごとに「あの本はいいね」と言われたとのこと。「この本が新しい仕事にいくつかつながった」とさえ言っとりましたです。

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Posted at 11:32 午前        

火 - 5月 1, 2007

やっぱPDFに関する情報の需要はあるのだなあ


1月に出たPDF本『DTP Essential Books 現場で使えるPDF活用・入稿実践ガイド』のからみで、ほんの少しずつだけど、PDFがらみの話が聞こえてくる。
そういう話に触れる度に、「やっぱ、PDFに関する情報が欲しい。でも、どこにあるかわからんかったのよ」って人が多いんではないかと思ったりする。

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Posted at 01:00 午前        

金 - 4月 6, 2007

乞う、ご連絡&Amazonの読者レビュー


あっちにもmixiにも書いたけど。
明日、誰かと何かを約束しているような気がする。
が、どこにもそれらしいメモは見つからない。
うーん、気のせいならいいんだけど……

恥ずかしながら、お心当たりのある方がおいででしたら、ご連絡ください m(_ _)m

ありゃ、うわ、「本文」を別途書かなければ保存できないのか、iBlog(汗
この話はこれ以上広がらないので、Amazonを眺めてメモってあったことを書いちゃう。
最近出た本で、レビューがついた本が登場しました。あたしにとっては、これは画期的なことなのだよ。じゃじゃーん。

双葉社『奄美の島々の楽しみ方』
http://www.amazon.co.jp/gp/product/customer-reviews/4575299499/

どんな内容でもレビューがつくこと自体がうれしいのだけど、このレビューはまたとってもうれしい内容です(^^)

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Posted at 02:09 午後        

火 - 4月 3, 2007

3月に出た本:Design Basic Book


先のエントリの続き。今度はBNN新社『Design Basic Book—はじめて学ぶ、デザインの法則』(版元AmazonARV)の方の話。

この本では、部分的に執筆と作図をした。構成にも口を出した……かな。
第何章とすぱっと分けられないんだけど、組版関係のところとか、レイアウトの基本的な考え方とか、図形の喚起するイメージとか、そういう辺り。

執筆者プロフィール原稿に書いたのだけど、本になってみたら載っていなかった文がある。好きにつまんでいいと言ってあったので、別に文句はない。ないけど残念なので、ここに書いておく。下記の赤字の部分だ。

「亀尾敦 かめお あつし (D.C.L)
1960年生まれ。フリーランスの編集者、ライター。共著者・編集者として『DTPワークフロー入門』(MdN)、『DTPフォント完全理解!』(ワークスコーポレーション)、ブックレット『匠』シリーズ(アドビシステムズ)などに携わる。本書では上記をはじめとする取材や制作過程で出会ったデザイナー、アートディレクター、DTPオペレータ、ライター、編集者諸氏からうかがってきたお話から、現場に根ざした情報のエッセンスをぎゅっと圧縮して提供。
http://www.kameo.jp/works/

そうなのだ。この本には、僕がデザイナーさんたちから教わったことをぼくなりに再現して書いている。腕っこきのデザイナーさんたちが「デザイナーがデフォルトでクリアすべきこと」と考えているであろうアレコレが、並んでいる。

だから、これまでに出会ったすべてのデザイナーさんにお礼を言いたい。ありがとうございます。みなさんから学んだことで原稿料をいただきました。

そうだ。DTPに関する本だって同じだ(この本は、どっちかというとDTPに関する話はごく限られている本だけど)。自分で見つけたことなんて、ほんの少しだ。ぼくの周りにいる、DTPを生業にしているみんなから直接間接に学んだことを書いて来たのだ。編集の段階で、そこに埋め込んで来たのだ(それは執筆者から得たものに限らない。なんとかして持っているものを全部入れ込もうとしてジタバタするのは、ぼくの悪いところだ)。

そんな意味で、改めてお礼を言います。喜ばせてくれた人も困らせてくれた人も、これまで一緒に仕事をしてきたすべての人に。
これまで一緒にお仕事をさせていただいた、すべてのみなさんのおかげで、何冊もの本を作ってきました。ありがとうございます。

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Posted at 04:26 午前        

3月に出た本:2色デザイン・テクニックのセオリー


3月に、こんな本が出ました、編集や執筆で関わった本です。

グラフィック社『2色デザイン・テクニックのセオリー—絶対はずせないデザインのお約束』(版元AmazonARV

BNN新社『Design Basic Book—はじめて学ぶ、デザインの法則』(版元AmazonARV

1月下旬からこっちの実質2か月でPDF本から奄美本、そしてこの2冊で合計4冊。こんなことはボク的にはえらく珍しい。が、それだけでなく、ちょっとどっかに書いておかないとなあ、ということがあったのでエントリを起こすことにした。

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Posted at 02:32 午前        

月 - 2月 5, 2007

今度は奄美の本だ


例によって明日、配本開始であります。濃〜い関わりを持った本が、短期間に相次いで出ることになりました。手がけたどの本にも思い入れはありますが、先のPDF本ともども忘れられない本が、また増えました。ふつうは、こうやって紹介というか宣伝というか、しないんだけど、先のPDF本とこの本はねえ……(これから始まるニセ科学の本も、似たようなエントリを書きそうだなあ)。
 

 
この本も、いろいろありました、ほんと。(°o°)遠い目……。
実は、このカバーのメイン写真の補正は某・別の本の著者さんにやってもらったんだったりするし、装丁やフォーマット作りでも見出し書体でも執筆者探しでも、果ては原稿整理でも、あれこれあれこれ。校了後にもあれこれ(爆)

あまんゆ代表の山川さんは、古い知り合いのライターさん。知り合ったときは駆け出しの翻訳者だったんだけど。こっちも駆け出しの編集者だったんじゃないかなあ。
そんな古い知り合いが「気合い入れてるテーマの本の企画が通った!」「あたしのライフワークのアマミの本だ!」「でも、あんま予算がないし、そもそも編集する人がいない……」「まだ編集者が見つからない(-_-)」「まだいない(><)」なんて言ってたら……ねえ(^^;;

あ、ふつうの観光ガイドだったら手伝おうなんて思わなかったと思います。島在住の人とリピーターと、何人かで寄ってたかって作るとか、群島といっても均質じゃなくって、ひとつの島でも集落(シマ)によっていろいろあって、そういう多様性が自然に感じとれるような本にしたいんだとか、そんな話を聞いてたからだと思う。ま、ピークを迎える頃には他の企画は手離れしているはずだったし(例によってそうならなかったけど・大汗)。
こう、視点が近い人とする仕事は気持ちがよいですよね。

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Posted at 07:19 午後        

金 - 1月 26, 2007

Amazonの謎


先のエントリに書いた『現場で使えるPDF活用・入稿実践ガイド』ですが、Amazonにも出てます。→これ  まだ予約になってますけど。
多分、登録されたばかりだからとかいうことだと思うのですが、Amazon内の検索で「dtp pdf」とかではまだ出てこないんですよね。
それなのに、それなのに……

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Posted at 06:49 午前        

木 - 1月 25, 2007

やっと出ます、PDF本


知っている人には「やっと日の目を見ました&お待たせしました」、知らなかった人には「最近はこんな本を(も)作ってました」な近況報告です。

新旧環境でのPDF作成はもちろん、それに留まらずPDFとAcrobatを使い倒す本、明日、やっと配本開始されます。

佐々木剛『DTP Essential Books 現場で使えるPDF活用・入稿実践ガイド』毎日コミュニケーションズ
http://book.mycom.co.jp/book/978-4-8399-2173-6/978-4-8399-2173-6.shtml

あ、「それって着手して何年めなの!?」は禁句の方向で(汗

1月26日・追伸:CLさんの「M.C.P.C. ーむり・くり−プラスコミュニケーション」でさっそく採り上げていただきました。素早い! ありがとうございます m(_ _)m。

M.C.P.C.: PDFの運用に的を絞った本(2007.01.25
http://blog.dtpwiki.jp/dtp/2007/01/pdf_3ca6.html#comment-11745389

で、あわてて加筆です。「運用に的を絞った」というよりは「PDFの作成から運用まで」を解説した本です。分量的には作成時の設定とかの話の方がちょっと多いぐらい。でも、運用についても濃いめの話がてんこもりです。このエントリが誤解を与えたようでしたらすいません。「PDFとAcrobatを使い倒す」がいけなかったんですね。というわけで、その前にちょっと書き足しました。
旧:PDFとAcrobatを使い倒す本
新:新旧環境でのPDF作成はもちろん、それに留まらずPDFとAcrobatを使い倒す本

できましたら、後述の帯コピーとか目次とか、ちょこっとご覧下さい。

1月26日夕刻・さらに追伸:
CLさん、エントリ名を「PDFの作成から運用までの本」に素早く変えてくださいました。ありがとうございます m(_ _)m。

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Posted at 06:03 午前        

火 - 9月 30, 2003

9/26『Book Design』誌創刊


『DTPWORLD』誌(ワークスコーポレーション)の増刊としてスタート。季刊。
http://www.wgn.co.jp/bd/

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Posted at 09:18 午前        


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