取材申し込み
取材をする前に、「取材申し込み」をします。
取材申し込みは電話でする事も多いですが、名乗った後、「いま、お話してもよいですか?」「いま、少しお時間をいただけますか」などと、まず相手の都合を確認します。いきなり用件を切り出しても、相手は仕事中で困ってしまうかもしれないからです。
自分の名前や何ものなのか(××中学校の何年生)を名乗り、何のために(学校の授業で本づくりをするために)、何についてお話を聞かせて欲しいのか、何を見せて欲しいのか、手短に説明します。説明が長くなるときは、事前に手紙やFAX、電子メールで資料として送っておくこともあります。このときも、企画書やサムネールが役に立ちますよ。
お話を聞くだけの場合は、電話取材という方法もあります。その場合は、いま電話でお話を聞いてもいいか、いまは取材の申し込みだけで、日を改めて取材のための電話をした方がいいか、まず確認しましょう。
申し込みのときに、先方の都合を伺って取材の日時や場所を決めます。詳しい行き方がわからないときには、このときに一緒に確認するようにします。郵便やFAX、電子メールなどで地図や案内図(または、そのURL)をもらえるといいですね。
「申し込み」には決まりなどはありませんが、自分の都合ばかりを優先しない事が大事です。まずは、日程に余裕を持って申し込みましょう。いきなり「明日」などというのは無茶です。そして、〆切に間に合う範囲で、相手の都合が優先です。〆切に間に合わせられないようならば、ほかを取材する事や、企画そのものを見直した方がいい場合もあります。
また、写真を撮る必要があるときは、前もってお知らせしておきます。取材に伺うのが何人なのかも、伝えておけるとベストです。
先方が当日近くなって急に都合が悪くなる事もよくあります。ですから、こちらの連絡先を教えておくのも忘れないようにしましょう。
|